kenta-room’s blog

赤裸々に、気ままに、生きていこう

電車でGO!

今日は、連休明けの職業訓練

休みが続くと、行くのが億劫に感じてしまう。

ましてや電車通学だから・・・。

やっぱり電車が苦手なんだろうか・・・?

 

これまでやってきた仕事の大半がバイク通勤だった。

若い頃は、電車通勤もあったのだけど

駅で長々と電車を待ってる間に、バイクなら早々と家に帰れるんじゃないの?って

思った事がきっかけだ。

そこから原付の免許を取りに行き、それ以来、原付で職場へ通う日々が始まった。

その後、転職。勤務地が少し離れたところで原付では不便なので、

中型2輪免許を取った。

そんな感じで私は、バイクが好きで免許を取ったわけじゃ無い。

あくまで通勤の手段のために取ったのだ。

バイクはマジェスティを10年ほど、今はPCX150に乗っている。

それが数年前にスリップ事故をして、バイクに乗るのが少し怖くなった。

 

雨あがりの砂利道、踏切手前でカンカンと警報器が鳴る。

スピードが出ているので渡ってしまおうと一瞬思ったが、

遮断機が降りてきたのでブレーキかけた瞬間、バイクがスリップし、体が投げ出された。

体の右側が地面と擦れて腕や顔がヒリヒリと痛む、履いていたボトムスも破れていた。

それよりも、咄嗟に遮断機の前に倒れたバイクを起こしに向かった。

こういう時は動揺しているのだろうか、エンジンを切ってから起こせばいいのに

そのまま起こしたから、ハンドルを持った瞬間にアクセルを回してしまう。

すぐさまブレーキをかけた瞬間、目の前をすごいスピードで電車が通過していく。

ギリギリ接触しないところで止まったけれど、あの時は本当に血の気が引いた。

反応が少しでも遅かったら、走ってきた電車にバイクごと突っ込んでいただろう。

自分の死が、垣間見えた瞬間だった。

 

後日、バイク屋にみてもらったら、フレームが少し曲がっていて、

カウルも全取っ替えになるから買い直したほうが良いって言われたけど、

そんなお金はないので、今もそのまま乗っている。

走る分には何ら問題はない。と勝手に思っている。(笑)

普通にオイル交換やメンテナンスはバイク屋に出しているから。

まぁ見た目は、カウルが割れてしまっているのでかっこよくはない。

 

そのスリップ事故以後、バイクであまりスピードを出さなくなった。

ブレーキが信用できなくなったから。

あと、自分の運転技術にも衰えを感じるような気がして・・・。

 

事故後、以前にも同じ場所でスリップ事故を起こしていたことを思い出した。

その時は、近くにいた人がバイクを起こしてくれたこと、

また怪我も擦り傷程度で大したことはなかった。

そんな感じだったからスリップしたことも忘れていたけれど。

でも、思い出してからは、バイクでその道を通ることは無くなった。

 

 

なんて事を、通学中の電車の中で思い返していた。

そう考えたら、電車の中は安全だ。

乗っているだけで目的地の近くまで行ける。

雨の日でも濡れることはないし、スリップすることもない。

音楽を聴き、本も読める。ぼさーっと考え事をしていても大丈夫

歳を取った今、電車のありがたみを感じている。